東海道かわさき宿交流館のblog

10月20日(土)に江戸時代の粋に遊ぶシリーズがありました。今回は「水芸」でした。
去年も交流館で行いましたので2回目になります。


水芸を行うため、奇術協会のスタッフさんが朝早くから荷物を運び……。
せり出し舞台を作り……。照明、音響などのチェック。
また、天井や床が濡れてしまいますので、ていねいにビニールシートなどを張ったり敷いたりし、みんな汗をかきながら準備をしていました。


第一部は、和妻(日本マジック)と洋妻(西洋マジック)の違いについてをコンセプトに披露してくれました。

江戸時代初期からマジックはあったんですね。この頃は「手妻(てづま)」と呼ばれていました。語源は、手を稲妻の様に素早く動かすからなんだそう。

明治時代に入ると西洋のマジックが入り、そこで日本のマジックは「和妻」、西洋のマジックは「洋妻」と分けられたとのこと。



今回、葉月美香さん、和田奈月さん、KYOKOさん、花島皆子さんが披露して下さったものは……。

日本マジックは「連理の曲」、「夫婦引き出し」、「柱抜き」、「袖玉子」、「南京玉すだれ」。和紙、刀、紐、玉子などを使ってました。繊細で情緒豊かな雰囲気で、所作も綺麗です。

西洋マジックはテレビでよく見る「鳩、ロープ、カード、リングを使ったマジック」。大胆で華麗な演出は見ごたえ充分。


特にこの日に見せてもらった「柱抜き」は松旭斎天一(てんいち)という日本近代奇術の祖と言われた方の得意技です。
その天一の弟子に松旭斎天勝(てんかつ)という女性がおり、特に「水芸」が得意だったといいます。





休憩をはさみ第二部。
まずナッツ淳さんによる金魚を使ったマジック。何も入っていない紙袋の中に小さな竿を入れるとなぜか本物の金魚が釣れるという。道化な感じの雰囲気もまた見ていて楽しい。


そしていよいよ葉月美香さん、和田奈月さん、KYOKOさんによる水芸。

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和妻は動きも大切なので日本舞踊をされているとのことです。なので所作や手の動きなどが綺麗でした。


なかなか見られない芸なので、みなさんとても喜んでいただけました。ありがとうございました。





次回は、12月8日(土)14時から「端唄(はうた)」を行います。
お楽しみに。

9月も半ば。ようやくあの暑さから逃れた気がしますね。
いい天気だったので、今日のお昼の落語は満員御礼。




まずは桃月庵(とうげつあん)ひしもちさん。
桃月庵白酒さんのお弟子さんです。

噺は『転失気』でした。てんしき。「てんしき」 とはなんなのか……。

話を聞いていたらわかるのですが、ようするに「おなら」のことで。
転失気を知らない和尚のとんちんかんなやりとりが面白い。
落語によくあるしったか噺ですね。



続いては、柳家わさびさん。笑点の若手大喜利などに出ている方でかなりの人気でした…!
今勢いのある二つ目ですね。
まず、まくらがおもしろかったです。泥棒の話がいくつか出てきたので、なんの話をしてくれるのかとワクワクしました。
噺は『釜泥』。石川五右衛門と言ったらこの落語でしょうか。
五右衛門の供養として釜を盗もうと盗人2人組が、町中の釜をすべて盗もうとたくらんでいる。そんな噂を聞いた豆腐屋の老夫婦が商売道具の釜を盗まれないようおじいさんが釜の中へ入り寝ずの番をする。が、酒を飲んで寝てしまい………。



泥棒が釜を盗んで歩いているところ。
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休憩の前に今回はプレゼントコーナーを先にしていました。
色紙ジャンケンしているところ。2人の色紙は、誰の手に渡ったのかな。

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休憩のあとは再びわさびさん。
『紺屋高尾』という高尾太夫という遊女が出てくるお話。なので、噺の世界は江戸時代ですね。
調べてみたら、大正末期に浪曲師が吹き込んだレコードがバカ売れして一気にメジャーになり、その後は三遊亭圓生や立川談志らが演じていたといいます。

気の弱そうな声からガラリと変わったりするのが上手いと感じました。




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終わっても拍手が終わらず、改めて勢いのある方なのだなと思いました。




次回のお昼の落語は、12月19日(水)14時からです。
お楽しみに。

 涼しくなったと思いきや、最近また暑い日が続きますね。




 さて、8月25日(土)14時から「新内」がありました。お越しくださったのは、ワッシー・ヴィンセントさんというカメルーン出身の方です。なんと黒人初、新内の名取りを取った方なのです。
 
 もともと、カメルーンで音楽を学び、カメルーン国立オーケストラでドラマーをやっていたということで、まず初めは ボンゴ という太鼓を使って、故郷の音楽を数曲披露してくださいました。
 足には フットベル もつけてます。

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 その後、日本人にもなじみの深い「コーヒールンバ」や、美空ひばりの「悲しい酒」をワッシー流の三味線=「アフロ三味線」で演奏して頂きました。

 このアフロ三味線ですが、生れたきっかけは、ワッシーさんのお師匠さんが「あなたの新しい新内を作ってほしい」と言われたからだとか。
 どんな感じなのか筆者も気になっていたのですが、とっても素敵でした。リズムは世界共通なのだなと感じました。



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 日本に来て25年が経つといいます。喋っている姿が楽しそうで、こっちまで明るい気分になりました。


 最後は、ワッシーさんの三味線演奏とともに、みんなでアフリカの唄を歌い(歌詞を見ながら)ました。





 次回は、10月20日(土)14時から。「水芸」を行います。交流館で水芸は2回目になります。
なかなか水芸をやるところがないので、かなり貴重だと思います。
どんな感じになるのか……。お楽しみに!

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