東海道かわさき宿交流館のblog

11月19日(土)、14時から恒例の東海道講演会がありました。

この日は朝から雨で……。
お客さんは来るかなぁ…と心配してましたが、スタッフが思った以上に来て下さったので安心しました(笑)

11回目となる講演会ですが、今回は
柘植信行さんによる「中原街道を歩くーもうひとつの東海道・歴史の道再発見!」というテーマでした。



まず東海道挿げ替え計画という話からスタート。
なんと江戸の終わりに品川から平塚までの間の道を迂回しようというもの。
そのきっかけは「生麦事件」。当時、攘夷派によって外国人に対する治安が悪かったのです。なので幕府は東海道を通る大名行列など外国人と衝突が起きないように考えたのでした。またそうなると宿場も変えなくてはならず……。しかし幕府の財政がひっ迫し、とても宿場を移転するのも道を挿げ替えることも出来ず、実現にはいたらなかったとのことです。

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そしてメイン。
古代にまで遡るという中原街道についてのお話。これは武蔵国と相模国をまっすぐ結ぶ最短ルートと考えられています。ちなみに川崎市に中原という地名がありますが、それが生まれるもっと前から中原街道という名前があったといいます。
それから中原街道は、徳川家康が江戸入りした際に利用された道であると言われています。
 
そのほか鷹狩の道であったり、「御酢街道」とも呼ばれていました。そのお酢は「成瀬酢」といい大変上質なもので献上していたとのことです。
また、その周辺に住んでいた農民たちは菜っ葉やダイコン、豆などの穀物を作っており、それを江戸まで行って売っていたといいます。そして江戸で出た排せつ物を肥料として使うために運んでいたので「肥し街道」ともいわれていたようで。


身分の高い人から庶民まで、たくさんの人々がいろんな目的をもって歩いていたんですね。






さて、次回は来年になります。
2017年3月18日(土)14時から
講師は、以前お越しくださったことのある歴史古街道研究科の宮田太郎さんです。

情報はもうしばらくお待ちください。


よろしくお願いします。

11月1日(火)から27日(日)まで、現代アート2016展を行います。
今年も、川崎大師のほうでも作品を飾っています。


現代アートは、3階展示室だけではなく、1階万年屋や、館内の階段、4階廊下ギャラリーにも作品が展示されています。


3階展示室には今回、中村正義の作品が数点あり、13日(日)の14時からトークイベントを行います。

また、12日(土)に、川崎市立田島中学校の美術部の生徒さんたちが、交流館1階エレベーター前でアート作品を書きます。
その絵は、期間中まで展示してあります。

これらは無料でご覧いただけますのでどうぞご覧ください。



交流館に飾ってある、作品の一部です。
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また有料のイベントになりますが、2回、4階集会室にて行います。

6日(日)15時から
「映像・ダンス・音楽」
出演:塩高和之(琵琶演奏者・作曲家)、SOON KIM(アルトサックス)、牧瀬茜(ダンス)、ヒグマ春夫(映像)

20日(日)15時から
「映像・演劇」
出演:丹下一(Tama+project)、茅根利安(ココロノキンセンアワー)他
映像インスタレーション:ヒグマ春夫


※イベントに関しては、アートかわさき実行委員会 044-522-7288 まで問い合わせ下さい。











どうぞよろしくお願い致します。

最近、朝起きるとヒヤーっとしますね。寒くなってきました。
レジャーの季節でもあるので、最近は交流館へ立ち寄る、街歩きの人たちも多くなってきました。





さて。
10月15日(土)に、江戸時代の粋に遊ぶシリーズがありました。

今年の6月に「女形芸者」(出演:まつ乃家栄太朗さん 他)を行いましたが、今回は「幇間」でした。
太鼓持ちとも言います。

櫻川七好(しちこう)さんにお越しいただきました。


幇は助けるという意味があります。字のごとく「間を助ける」。
つまりお座敷の時の客と客、客と芸者の間を助け、その場の雰囲気を壊さないようにするという仕事です。

(当たり前ですが、交流館ではお酒は出てません)


酒の席ですから……なかなか難しそうですね。
七好さんいわく、「バカは出来ないけれど、利巧はやらない」とおっしゃっていました。ではどういう人がやるのだろうか……(笑)
 

七好さんは、浅草の幇間です。
ですが、もともと新劇の俳優で、たまたま幇間の役をやったところ、浅草の新内芸者宮ふじという姐さんから、「役者より幇間のほうが向いてるんじゃない?」と言われ幇間の道へと進んだといいます。


昭和11年あたりは花街もにぎやかで、幇間は全国に500人もいたそうです。
それが今や7人しかいないといいます。






芸者さんの一日(それも88歳という設定・笑)

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かっぽれ
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屏風芸


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会場、大ウケ。

振りも面白ければ、話も面白い。
落語家さんみたいに話芸も上手で、ついつい笑ってしまいます。







後半は、お客さんの中から代表2人が、七好さんと、座布団を使ってできる芸を一緒にしました。
「七福神」という芸です。
その中から布袋様と恵比須様をしました。





今回は、七好さんのサイン色紙をプレゼントしてくださるということで。
じゃんけんで買った1名に差し上げていました。





幇間の芸なんて、なかなか間近では見られないので、興味深かったです。
ありがとうございました。








次回は、12月10日(土)14時から(会場13時半)
「狂言」を行います。
出演は大蔵流の善竹富太郎さんです。

よろしくお願い致します。
 

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