東海道かわさき宿交流館のblog

9月20日(水)
午後2時から前座・二ツ目お昼の落語がありました。

まず初めの前座は、柳亭市若さんの『初天神』。柳亭市馬の門下です。
天満宮で行われるお祭りに父と子が参拝に出かけるお話。お祭りには出店が付き物。子が団子をせがむシーンや食べているところがこの噺の見せ場でしょう。
市若さんの飴の舐め方や団子の食べ方が、なんともおかしくかわいらしかったです。


お団子の蜜を指ですくい取って舐めようとしてるところ。
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二ツ目は、古今亭駒次さん。
駒次さんは古典よりも新作落語派とのことです。特に鉄道が好きで電車ネタも多く作っているそうです。

前半は『ガールトーク』。
とある喫茶店で主婦達のカケグチ・近所の人の噂話大会。そういう話をしている時の顔ってすごく輝いているもので…。オチも「アーそうだよね」と笑いながら納得。


一人の主婦が用事があるから帰るとのことで、皆でお見送りの場面。
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後半は『公園のひかり号』。
新幹線の車掌だったおじさんと引っ越ししてきたばかりの少年との絆話。少年がとある公園に行ってみると、ひとりで新幹線ごっこをしているおじさんが。初めはただの変人なのかも思ったら……、最後は聞いてて涙が出そうになりました。
また鉄道好きということから、細かい車内アナウンスの場面など利きどころがあり魅力でした。


車掌さんの声色でアナウンス。「新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございます。この電車はひかり号……
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少年とおじさん 最後の場面。…………。
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今日もお客さんの笑顔が絶えない一日でした。
ありがとうございました。


次回は、12月9日(水)午後2時からです。
出演者はまだ未定です。
よろしくお願い致します。

8月26日(土)江戸時代の粋に遊ぶがありました。
今回は「津軽三味線」。

小山清雄(せいゆう)さんと小山慶宗(よしむね)さんにお越しいただきました。
お2人とも1988年生まれ。若いですね。
「小山流」ですが、それぞれお師匠さんは違うとのことです。

普通の三味線とは弾き方が違います。「弾く」というよりも、「叩く」といった感じとのことです。また、普通の三味線の皮は猫で作られているのは有名ですが、津軽三味線は犬。「叩いて」弾いてるというぐらいですし、津軽三味線は太棹の三味線なので、分厚い犬の皮の方が適してるのだそうです。





幕が開き、まず一曲目は「津軽じょんがら節 新節」を2人で。


次に、津軽三味線の民謡の土台に『津軽五大民謡』というのがあり、その中の「あいや節」を慶宗さんが、「よさね節」を清雄さんが ソロ演奏して下さいました。
「あいや節」はおめでたい時に、「よさね節」は悪いことが起きた時の厄払い的な曲なんだそうです。


1部の最後の曲は「こきりこ節」。日本で最も古い民謡です。


そのあとは、対談。
津軽三味線を習ったきっかけや、稽古の苦労話などなど。



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スピード感があり、どこかで聞いたことがあるリズムなので、初めてでも取っつきやすいと感じました。
2人の掛け合いが見ててよかったです。
演奏中、2人の表情も良くて。たまにアイコンタクトを取りながら、演奏の呼吸を合わせている姿も魅力的。曲を作り上げているんだなぁと思いました。










休憩をはさんで2部の初めは、「津軽じょんがら節 曲弾き」をしていただきました。
曲弾きとは、簡単に書いてしまえば非常な速さで弾くこと、です。
津軽三味線の見所のひとつですね。



お次は、2人が使っている三味線を、会場内から2名代表として、少しだけレクチャーさせて頂けました。
初めてバチを構える時は、ちょっと持ちづらく痛いらしいです。



続いて、「東京音頭」「花笠音頭」「川崎おどり」を三味線と合わせてみんなで歌いました。
ちなみに「川崎おどり」とは、1972年に川崎市が政令指定都市となり、川崎市の観光PRとして都はるみさんが歌い話題となった曲です。市内の盆踊り大会でこの曲が頻繁に流れているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。



最後に、小山流の師範以上だけしか弾けない「藍の段」という曲を弾いてくださいました。(もちろん2人とも師範なので弾けます)




迫力があり、トークも楽しい!10曲ほど披露してくださったのですが、もう本当あっという間でした。
ありがとうございました。

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次回は、10月21日(土)14時から。
「水芸」を行います。
出演者は、松旭斎正恵さん他3名です。

水芸は、なかなか市民館などで行うことがないので、かなり珍しい催しとなります。
一体どんなことになるのでしょうか、筆者も気になります。

お楽しみに。

講談de交流という、今日から新しく始まったイベントがありました。

フレッシュで今どきな講談師を激励し、精進を一緒に応援しようという企画で、無料です。


今回は、前座は一龍斎貞奈(ていな)さん、二つ目は宝井琴柑(きんかん)さんにお越し頂きました。

琴柑さん曰く、落語家は800名、講談師は80名いるとのことです。
その講談師ですが、最近は女性のほうが入門者が多いらしいです。



落語と講談はいろいろと違いがあるようで……。

落語は「喋る」、講談は「読む」といいます。
落語は扇子や手ぬぐいが小道具ですが、講談は扇子の他に「はり扇」というパンパンと机をたたく叩く棒状のようなもの。そして叩くための釈台(叩くほかに昔は台の上に本を置いていたそうです)があります。

また講談師は、真打になると「先生」と呼ばれるようです。落語家は先生とは言わないで「師匠」ですね。

落語はオチがある滑稽噺が中心ですが、
講談は伝記物をおもしろく調子をつけて読んで聞かせる話芸であります。だから調子をつけるためにパンパンと叩くんですね。ちなみに打つタイミングは適当なんだそう。好きにたたいているとのことです。
途中で、「○○とは~」と解釈を入れたり、お客さんにわざと話しかけたりと結構なんでもありなんだな…と思いました。(筆者はほとんど聞いたことがなかったので結構面白いなと思いました)



さて。
前座の貞奈さんは「塚原卜伝 無手勝流」を披露してくださいました。
講談ならでは(?)の自己紹介から始まりました。去年の4月から入門したとのことです。初々しく、これからたくさん場数をふんで頑張っていただきたいです。

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続いては、琴柑さんが2席。
「那須与一 扇の的」と、お召し替えをして「横浜のヘボン博士」をご披露してくださいました。

まず、出てきて琴柑さんの第一声が違いましたね。ハリや調子も良く、聞きやすかったです。

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横浜のヘボン博士を聞いた時に、歌舞伎役者の沢村田之助という女形が出てくるのですが(※筆者は江戸明治の歌舞伎にちょっと興味がある)、講談にまで出てくるなんてすっごい人気役者だったんだな…と聞いててちょっと関心してしまいました。


結構噺を聞いてるだけで歴史や雑学の勉強になりますね。だから「先生」と呼ばれるのだなと納得。



第一回目でしたが、こちらが思っていたよりもお客さんが入って下さったので嬉しかったです。




次回の講談で交流は、
2018年2月7日(水)午後2時から(午後1時半)を予定しています。
出演者は未定です。
お楽しみに。

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