こんにちは。
だんだん暖かくなってきましたね。(これを書いた17日は雨&強風でしたが…)





4月16日(土)江戸時代の粋に遊ぶその20 今回は「尺八」を行いました。

出演者は、琴古流尺八宗家 川瀬順輔さんでした。


「鶴の巣籠」を披露してくださいました。
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尺八は、海外でも人気の高い楽器なんだそうですね。




先生の尺八コレクション(一部)です。

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尺八の長さがが一尺八寸(約54.5cm)あるから、「尺八」というようですが、いろんな長さもあるんですね。
使っているのは、真竹という竹だそうです。


ちなみに新しい尺八は、黄色っぽい色なんだとか。

一番右端にある白いものはなんと水道管で出来ているようです。……一体、どんな音だったのでしょうか……。





体験コーナーもありました。

なかなか音を出すのは難しいようです。


首振り三年ころ八年とよく言われるようです。
つまり、首を振って音の加減が出来るようになるのに3年、細かい指の動きによってころころという「哀調」あるよい音が出るようになるまでには8年かかるということなんだそうな。


穴は5つ空いているそうで。
それから、穴を指で半分ふさいだり、メリ(半音下げる)カリ(半音上げる)と呼ばれる技法を使って、いろんな音色を出すんですね。



ありがとうございました。







さて次回は、6月18日(土)午後2時から。
「大森海岸芸者」を行います。
 
出演者は、まつの家栄太郎さんです。

実は、この方男性(30歳)なのです。女形芸者さんですね。


芸者と言ったら、なんといっても芸者遊び…!!

予定としては、参加者さんと現在の芸者遊びを体験していただこうと思っております。
ザンネンながら、お酒は出ません、すみません。

また栄太郎さんの踊りも披露していただきます。


お楽しみに!

こんにちは。
 
早いもので、もう4月になりましたね。
今年は例年に比べ咲くのが遅かったので、入社式にぴったりだったのではないかと思います。


私は1日に、川崎市産業振興財団の線路沿いにある桜を見に行きました。
ちょうどお昼時だったので、ものすごい人たちが外でお花見(昼食?)をしていました。

午前中は暖かかったのに13時ぐらいになったら、風が吹いてきて急に寒くなってしまいましたが・・・。




さて、交流館の3階展示情報です。

明日から、一般社団法人 川崎市観光協会が毎年行っている第59回観光写真コンクール。
それの入賞作品展が始まります。
計27名の方の作品が並んでおります。

今回も撮られた場所の説明を、簡単にこちらで書いてみました。

また、昨年度(第58回)の観光写真コンクール優秀賞6名の作品も展示してあります。


5月8日(日)まで開催してます。






また、4月16日(土)に江戸時代の粋に遊ぶ「尺八」があります。
出演は川瀬順輔さんです。

竹が奏でる日本の音楽を肌で感じてみませんか?

チケットは当日販売します。
1,500円です。





よろしくお願い致します。





東海道ウォーク第11回は、平成28年3月18日(金)に実施。9時に参加者23名とガイド3名が小田原駅小田急改札口前に集合。

駅西口ロータリー前の北条早雲像を見てから、小田原城へ向かう。
牛の角に松明を灯した早雲側が小田原城へ迫り、大軍の夜襲と思わせ大森氏から城を奪取した逸話をモチーフにしたブロンズ像。


前月に来たときは、工事用の囲いで覆われていた天守閣を見ながらストレッチ。



北条火牛像小田原城












報徳二宮神社:
 小田原に生まれ、小田原城主大久保忠真に登用され、農村復興等に数々の業績を残した二宮尊徳を祀る神社で、明治27年に建てられた。


二宮尊徳神社



清閑亭は、黒田長成侯爵の別荘だった邸園(邸宅と庭園)です。
11時開館につき、門前で説明のみ


国道1号に出て、東海道本線と箱根登山鉄道の高架下をくぐり大久寺に向かう。
大久寺は、徳川家康の重臣であった小田原城主大久保忠世を開基とする、大久保家の菩提寺。
大久保一族の墓、供養塔が立ち並ぶ。


居神神社(いがみ):
祭神のひとつを三浦荒次郎義意   ( みうらあらじろうよしおき )とするいわれは次のとおり。
北条軍が三浦一族を倒した際に、三浦荒次郎義意が奮戦し最後に自害したが、その首が松に引っ掛かり数年間、眼を開いたまま落ちなかった。
路往く人々はこれを見て気絶する者も出た。
そこで、ある僧が経を詠んで手向けたところ、首は松の枝から落ちた。
その松の下に祠を建て霊を祀り、この地の守護神としたのがこの社である。
社殿の裏には、14世紀初頭の板碑が二基ある。


大久寺居神神社











 

居神神社の隣にある光円寺の角には、江戸時代の桝方の道路が今も残ることを記す板橋見附跡の案内板。




板橋舛方




東海道新幹線の高架下をくぐり旧道へ入る
格子窓やバルコニー付きの古い洋風建物を見ながら進み右折し、古稀庵に向かう。


古稀庵:古稀庵は、明治の元勲・山縣有朋の別荘で、現在、損保会社研修所の敷地内となっており、庭園は日曜日のみ見学できるが、本日は門前にて説明のみ。

竹林の間の小道を通って、松永記念館へ向かう。


松永記念館は、「電力王」と呼ばれた実業家であり、数寄茶人としても高名であった松永安左ヱ門(耳庵)の邸宅址。
数寄屋建築の茶室や古美術品を展示する施設であるが改修工事中のため、門前にて説明のみ



古希庵香林寺














1487年創建の曹洞宗の寺院、香林寺が松永記念館の隣にあるので散策する。

掃き清められた参道に多数の石仏が立ち並び、本堂の鬼瓦を保存するため建立したと書かれた異様に屋根の大きな門が庭にある。



板橋地蔵尊:身丈一丈(約330センチ)の大坐像は拝観できないが、巨大な大黒天の木造が右側に一体立っている。


板橋地蔵
板橋大黒天














国道1号を横切り、早川に設けられた小田原用水取入れ口に向かう。
箱根登山鉄道の高架下に見える水路の流れは清らかでした。



用水取入れ口


小田原厚木道路をくぐったあたりにある日蓮上人霊址の案内板付近から旧道に入る



箱根登山鉄道の風祭駅を過ぎると鈴廣かまぼこ博物館。
こちらでトイレ休憩と土産購入。


再度、旧道へ戻るとまもなく、風祭一里塚址と道祖神の案内板。



風祭一里塚







樹齢340年のしだれ桜で有名な紹太寺:
紹太寺は、小田原藩主だった稲葉正勝とその母、春日局が眠る寺であり、
かつては七堂伽藍が配置され、黄檗宗では関東一の寺院であったが幕末に火災で焼失。
現在、本堂として残る茅葺の堂。


紹太寺
紹太寺建物













入生田駅横の歩道橋を経て、神奈川県立「生命の星地球博物館」に向かう。

3階のレストラン前のテラスにて、弁当を食する。


地球博物館




昼食後、旧道へ戻る。
駒ノ爪橋跡【源頼朝が富士の巻き狩りの帰り、馬が暴れて石橋の上に蹄の跡が残ったとされる橋跡の碑】
日本初の有料道路の碑【明治初期に旧東海道を人力車の通れるように改修し有料道路としたことを記す碑 】
二つの碑を過ぎると間もなく国道1号に合流。

ここから歩道がないので、箱根登山鉄道の擁壁下の通路へ上がる。


頼朝馬爪痕鉄道擁壁歩道











三枚橋から旧道へ入り、早雲寺に向かう。登り勾配がだいぶきつくなる。

早雲寺:
本堂の前を通って墓地に入り、奥へ進むと北条五代の墓がある。
さらに進むと、室町時代の連歌師宗祇法師之墓がある。



早雲寺北条墓




これらの見学を最後にして寺の駐車場横に戻り、次回の最終回ウォークは山登りになるので注意事項を伝達しストレッチを行い帰路につく。


温泉旅館の立ち並ぶ坂道を下り早川の湯本橋を経て、東海道へ出る。
道の両側の土産物屋を見ながら、箱根湯本駅に向かう。

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