東海道かわさき宿交流館のblog

あけましておめでとうございます。


1月の企画展示は、広重が描いた東海道五拾三次之内、通称「行書東海道」(天保12-13、1841-42)です。
異版(1枚)を含めた56枚を一挙に展示します。

行書東海道と呼ばれているのは、タイトル部分が行書で書かれているからです。
同じ55枚の作品でも、有名な保永堂版(天保4年、1833年)から約10年後の作品であり、絵柄も違っていますので、比較しながら楽しんでみてください。





ち  な  み  に  、

みなさんは広重の名前はどのように覚えてますか?





………。






安藤広重…?






残念。
そう思った方は違います!





実は、安藤広重という人物は存在しないのです。
本来は、「歌川広重」と言わなくてはなりません。

歌川というのは、歌川豊広の門下に入り、彼から広重という名をもらいました。
そして安藤というのは、広重の本名(安藤徳太郎)なのです。

彼自身、安藤広重と名乗ったことはありません。

明治以降の浮世絵研究者が間違って表記してしまい、そのまましばらく知れ渡ってしまったようです。





というわけで、行書東海道は、2月2日(日)まで展示しております。

午前9時から午後5時まで。無料です。

※ただし14日(火)、20日(月)、27日(月)は、展示は休みです。


本年も東海道かわさき宿交流館をよろしくお願いいたします。

DSCN307323日は大きなイベントが2回ありました。


まず1つ目は、4階集会室にて行われた江戸の粋に遊ぶ その2「和妻」です。
和妻…何かすぐに思い浮かびますか?
和妻とは、日本伝統の手品のことです。江戸時代に流行しましたが、その歴史はなんと2千年前からあったといわれています。演者は藤山新太郎さんと、そのお弟子さんの藤山大樹さん。

新太郎さんが披露したのは「さむたい」という、こよりで指を結び、立てた刀に向かって縛った手を突き出すように通す!しかしなぜか手は切れておらず腕の中に刀が…。金輪を使っても同じこと。瞬間に腕に通してしまうのです。ほかに煙草盆を使った粋な手妻もありました。
大樹さんは「金輪の曲」という金属の輪っかを数個使って、ちょっと滑稽な口上を述べながら輪を繋げたり外したりして花や物に見立てて形を作ってゆくユニークな芸でした。

ナビゲーターの山縣さんと新太郎さんのインタビューが終わった後、休憩を挟み、最後に「胡蝶の舞」という和紙を蝶の形に切って、それを扇で本物の蝶のように飛ばす鮮やかな芸を披露していただきました。

見ているお客さんも大喜びでした。
ありがとうございました。


もう一つは現代美術のパフォーマンスイベントです。4時から行われました。
パフォーマーは、渡邊るみさんでした。

3階の会場を暗くしてほしいとの要望があり、展示室の照明を落としました。
時間になると、4階の階段からスッ…スッ…と、赤い着物を着て、赤い番傘を差してゆっくりと降り、展示場へ入ってゆくのです。
こちらはカメラを構え、何が起こるのかとドキドキしながら演技スタート。
和のテイストで、今まで行っていたものとは雰囲気が違っていました。
女の怒り、憎しみ、苦しみ…などを表現したものだったのではないか…、と見ていて感じました。
DSCN3161

みなさま、どうもありがとうございました!!



今日は2回目のパフォーマンスでした。

午前11時から、先週に引き続き、下田あゆみさんによる「トワコフワコ」を披露して下さいました。
来週も行っていただきます。
23日は2時から、同じく3階の企画展示室です。



午後4時からは、3階の展示室全体を使って、秦 真紀子さん、高橋由房さん、やましんさんの
3人にパフォーマンスをして頂きました。
ダンス・語り・音楽(ピアニカ)と担当が決まっており、3人が展示室を自由に

動き回りながら、それぞれが繰り出す動きや音を互いに受け止め、刺激し合い

ながらすすむパフォーマンスでした。
動きがあるたびに「次にいったい何が起こるのだろう…」とついつい見入ってしまう、
そんな不思議な空間が生まれ面白かったです。
現代美術

皆様、どうもありがとうございました。




来週は、11月23日(土)、午後4時から、3階企画展示室にて、渡邊るみさんに行っていただきます。


どんなパフォーマンスが見れるのか、どうぞお楽しみに。

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