東海道かわさき宿交流館のblog

最近、朝起きるとヒヤーっとしますね。寒くなってきました。
レジャーの季節でもあるので、最近は交流館へ立ち寄る、街歩きの人たちも多くなってきました。





さて。
10月15日(土)に、江戸時代の粋に遊ぶシリーズがありました。

今年の6月に「女形芸者」(出演:まつ乃家栄太朗さん 他)を行いましたが、今回は「幇間」でした。
太鼓持ちとも言います。

櫻川七好(しちこう)さんにお越しいただきました。


幇は助けるという意味があります。字のごとく「間を助ける」。
つまりお座敷の時の客と客、客と芸者の間を助け、その場の雰囲気を壊さないようにするという仕事です。

(当たり前ですが、交流館ではお酒は出てません)


酒の席ですから……なかなか難しそうですね。
七好さんいわく、「バカは出来ないけれど、利巧はやらない」とおっしゃっていました。ではどういう人がやるのだろうか……(笑)
 

七好さんは、浅草の幇間です。
ですが、もともと新劇の俳優で、たまたま幇間の役をやったところ、浅草の新内芸者宮ふじという姐さんから、「役者より幇間のほうが向いてるんじゃない?」と言われ幇間の道へと進んだといいます。


昭和11年あたりは花街もにぎやかで、幇間は全国に500人もいたそうです。
それが今や7人しかいないといいます。






芸者さんの一日(それも88歳という設定・笑)

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かっぽれ
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屏風芸


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会場、大ウケ。

振りも面白ければ、話も面白い。
落語家さんみたいに話芸も上手で、ついつい笑ってしまいます。







後半は、お客さんの中から代表2人が、七好さんと、座布団を使ってできる芸を一緒にしました。
「七福神」という芸です。
その中から布袋様と恵比須様をしました。





今回は、七好さんのサイン色紙をプレゼントしてくださるということで。
じゃんけんで買った1名に差し上げていました。





幇間の芸なんて、なかなか間近では見られないので、興味深かったです。
ありがとうございました。








次回は、12月10日(土)14時から(会場13時半)
「狂言」を行います。
出演は大蔵流の善竹富太郎さんです。

よろしくお願い致します。
 

今日から始まりました、築地魚河岸ひとの町。

写真は、本橋成一さんという写真家です。
今回は築地の人々の写真ですが、このほかに炭鉱・サーカス・屠場など市井の人々をテーマにしている方です。



3階展示室に写真が26枚飾ってあります。
かなり大きな写真で、迫力ある作品群になっております。
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また、今日は14時からスライドトークを行いました。
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80~90年代の築地で働いている人々の様子。
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罵声は飛び交うけれど、それでも人間味ある様子がいい 思い返していました。







展示は、10月30日(日)まで展示しております。

今回は、写真撮影は禁止とさせていただきます。
ご了承ください。 


どうぞ、足を運んでください。

8月27日(土)

台風が近づいてきているので、午後から雨でした。
その台風は、ブーメラン台風なんてい言われているようで。
いろいろと不安になってしまいますね。



さて。
今日は、江戸時代の粋に遊ぶがありました。
21回目は「紙切り」でした。



林家花さんという女性の芸人さんです。

女性で紙切りをなさるのは、めずらしいようで。(というより寄席芸自体がめずらしいらしい)





紙切りの魅力といえば、紙を切りながらの「しゃべり」ですね。

ちょっと毒のあるトークとでも言えばいいのでしょうか。
なかなか面白くって。 

聞いているうちに、作品が出来上がるという流れ。

見ていても、聞いていても、楽しいのが売りなんでしょうね。




花さんが切った作品は、欲しい方に差し上げていました!







それでは、お得意の作品から。
花さん曰く、エクステをつけた舞妓さん。だそうです。

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次は今年の干支をモチーフにしたものを作るといいます。


えっと、今年は……サルか。

お客さんに「オスとメスどっちがいいか?」なんて聞いていて、笑いを取っていました。


出来上がったのは、三番叟に扮したおサルさんでした。

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続いては、お客さんのリスクエストに答えるという。
何が飛び出すかなと思ったら。

客「銅メダルを取った錦織圭選手」


会場にドゥッと笑いが起こる。

難なく完成。

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続いても、リクエスト。

客「閉会式の時、旗を振っていた小池新都知事」

これまた凄いお題というか…(笑)
この間オリンピックがあったので、やはりそっち方面が多いようですネ。


見事に完成。
右上にあるのは、コルコバードのキリスト像。

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そして、話題になりました、笑点をこの間やめた桂歌丸師匠。

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「今日は首の皮一枚繋がっております」というなかなかのブラックな一言が…………(笑)







最後に、お客さんの横顔を作るといい、花さんが指名して客さんに出ていただきました。


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第一部の終わりには、「長崎ぶらぶら節」にのせて、花さんに躍っていただきました。

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また、なぜ紙切りの世界に行ったのかなど、トークショーも行いました。

花さんのお師匠さんの林家今丸さんという方の家と近所だったからということが、きっかけで、この道に入ったそうです。
かなり修業が厳しかったとか。

それから紙切りは、作品を作るに関しては、もう練習しかないそうです。

あとハサミは、専門の職人に作ってくれたものを使っているといいます。
ちょっと突っついただけで、血が出るぐらいの品物なんだとか。

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休憩をはさみ第二部は、参加者全員に紙切りを体験して頂きました。
(筆者も参加しました。)

体験では、100円ショップに売っている色画用紙と、ふつうのハサミを使用しました。




 

手始めにハートから。
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次に、リンゴを。
ここらへんから、カボチャみたいになる人がチラホラ……。

リンゴの切り方です。

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お次は、タマゴとニワトリ。
急にレベルが上がった感じが(笑)

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私(筆者)が作った、ニワトリ。
トサカがヘン。
…………。足はかなり上手くできた。

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最後に、みんなで亀を切りました。
これがまぁ難しい。下手するとトカゲになりそうです。

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筆者が切った亀。
…………足の部分を失敗しました。
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最後に、もう1枚、花さんが神輿を担いでいるところを作って下さいました。

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簡単なようで難しいですね。

やってみると楽しいもので。
みんなでワイワイと楽しみました。



ありがとうございました。







次回、江戸時代の粋に遊ぶは、10月15日(土)に幇間(太鼓持ち)を行います。

出演者は、桜川七好(しちこう)さんという方です。

太鼓持ちとはご存じだとは思いますが、宴席などに出て客の機嫌を取り、その席をとりもつ人のことです。
古くは、江戸時代。
吉原で遊ぶ旦那衆を相手にしてました。
即興的でかつ上質の芸を披露していたそうです。

現在では、浅草の花柳界ではたった5人だけといいます。

花柳界に伝わる江戸の座敷芸をどうぞお楽しみください。


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