東海道かわさき宿交流館のblog

今日も蒸し暑かったですね。まだ5月なのに……(;´Д`)




さて、5月19日(土)に街道講演会がありました。
講師は、静岡大学名誉教授 本多隆成先生。「シルクロードに仏跡を訪ねて」というお話。

西本願寺の第22世の門主 大谷光瑞が、1902年から1914年にわたって中央アジアにおける仏跡調査、いわゆる大谷探検隊の活動についてお話下さいました。



先生のご専門は、徳川家康や東海道に関してなのですが、今回は同じ街道でもシルクロード。
専門とどんな関係があるのかと思ったら、本多先生の祖父がその大谷探検隊の一員であった 本多恵隆(えりゅう)さんだったということで…!

恵隆さんは、探検隊の写真担当で、隊員らや現地の様子、石仏などの写真を撮っていたようです。なので、話を聞いていると親しみやすく且つ詳しくお話下さったので、わかりやすい説明でした。また、本多先生自身も何回も現地に訪れて研究なさっているので、聞いていて楽しく学べました。


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次回は、7月21日(土)午後2時からです。詳しい情報はもう少しお待ちください。
よろしくお願いします。


暑い日が続きますね。
今日は、5月16日(水)にお昼の落語がありました。

前座は三遊亭ぐんまさん、二ツ目に柳家ほたるさんでした。



まずはぐんまさんから。
名前が「ぐんま」だけに、やっぱり群馬出身。三遊亭白鳥師匠の2番弟子だそうです。

登場して喋りだすと、まず勢いがある。声も大きく、活舌もいいので、将来に期待したい一人だと思いました。まくらもなかなか面白く。なんていったって川崎市民を褒めて持ち上げる持ち上げる。その代わり群馬を下げてましたが(実は筆者は群馬県出身なので、なんとも言えない…笑)


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本題のお話は、『ガマの油』。
声色も使い分けていて、よかったと思います。
見どころは、香具師の口上。中でも、大儲けした香具師は、酒を飲んで酔っ払ってしまい今度は酔っ払ったバージョンの口上をするところが目玉でしょうね。





続いては、ほたるさん。
柳家権太楼師匠のお弟子さんだそうで。ほたるという名前は、師匠の前座名だったとのこと。その権太楼師匠の師匠は、柳家つばめ師匠という名で。動物や昆虫の名前一家なんですね。

まくらの時の雰囲気が明るく、お客の空気を読んで会場を楽しませようとする素質があるなと感じました。



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話は『幇間腹』。太鼓持ちのお話。贔屓にしてもらっている若旦那に、いつも調子のいいことばかり言っていとある幇間。最近 鍼に凝りだした若旦那。針の稽古は今まで壁と畳ばっかりだったが、ついに人間にやってみたいと思い、あの幇間を使おうとたくらみ……。まぁひどいお話。





中入りに入る前に、色紙プレゼントコーナー。2人にはイラストを描いて下さり、それがかわいいのなんの。じゃんけん争奪戦でした。
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中入り後は、再びほたるさんの登場。
お題は『百川(ももかわ)』
江戸時代、実際にあった料亭を舞台にしたお話。そこで、かなりぼんやり&訛りのひどい田舎者の百兵衛という奉公人が、百川の2階で飲んでいる魚河岸の若い衆とのチグハグなやりとりが始まり……。

特に田舎者のキャラクターが面白く、しゃべるたびにお客さんが笑いだしてました。また、登場人物たち一人ひとりに対する表情が良かったです。



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次回は、少し間が空きますが、9月19日(水)午後2時から始まります。
どうぞお楽しみに。

4月21日(土)に江戸時代の粋に遊ぶがありました。今回は、「民謡の技芸あれこれ」という民謡舞踊を中心とした出し物でした。お越しくださったのは、モード・アルシャンボーさんというカナダ人女性です。
また お囃子に、お師匠さんであるムラマツ芸能技塾の村松喜久則先生、コロムビアレコード専属歌手の京極加津恵先生、そのお弟子さんの三味線担当をした三木聖香さんも来ていただき、より華やかな舞台になりました。

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まず初めに日本各地にある民謡を、まるで日本旅行してるかの如く、モードさんの語りを加えてお唄を披露してくださいました。
大田区の民謡「羽田節」、「二上り甚句」、足立区の民謡「千住節」、熊本の民謡「おてもやん(別名:熊本甚句)」、山形県酒田市の民謡「酒田甚句」、秋田県の民謡「秋田甚句」の計6曲。最後の秋田甚句の時には、モードさんに踊って頂きました。
民謡舞踊と日本舞踊は種類が違く、民謡舞踊(民舞)は言ってみれば、働く民衆の手で作られてきたものということです。その土地にまつわる神様、自然や先祖に向けて作られたのが「民謡」なんだそう。

甚句というのも、日本の伝統的な歌謡のひとつで、その土地土地で歌われた唄とも、神様に供える唄とも言われているものです。
日本独自の発声法でコブシが利いていて。スカッとしたよく通る声で歌い上げるので聞いてて気持ちがいいですね。日本人でも難しいと思うのに、凄いなぁと思います。

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モードさんは、幼少期からアジアについて興味があったようで。日本に来たのは大学の時で、2回目に来日した時に日本らしい体験がいくつかしたいということで、その中の一つに三味線があったといいます。それが村松先生との出会いだったとのことです。



休憩をはさみ、第2部は体験コーナー。
日本最古の民謡である「こきりこ節」を題材にしました。
富山県南砺市の五箇山地方のもので、田踊りとして有名です。

また、「ささら」「棒ささら」も持ってきて下さり、代表者数名が舞台へ上がり楽器の体験をしました。筆者も最後にささらを触らせていただいたのですが、不思議な形をしており、うまく音を出すのがちょっと難しく、手首のスナップをきかせないと、シャッシャッと音が出ないという…(苦笑)
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こきりこ節を披露してるところ。




それから小中学校の音楽で習う「ソーラン節」も、村松先生たちの伴奏に合わせてみんなで歌いました。



最後に「南部俵積み唄」を歌っていただき、京極さんの弾き唄&モードさんの民謡踊りで「秋田おばこ」を披露してくださいました。


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秋田おばこを披露してるところ





お客さんの中には知っている曲が多かったようで、口ずさんだりノリノリで聞いている方が見受けられました。




次回は、6月16日(土)14時から柳家紫文(しもん)さんによる「都々逸」です。
お楽しみに。

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