4月21日(土)に江戸時代の粋に遊ぶがありました。今回は、「民謡の技芸あれこれ」という民謡舞踊を中心とした出し物でした。お越しくださったのは、モード・アルシャンボーさんというカナダ人女性です。
また お囃子に、お師匠さんであるムラマツ芸能技塾の村松喜久則先生、コロムビアレコード専属歌手の京極加津恵先生、そのお弟子さんの三味線担当をした三木聖香さんも来ていただき、より華やかな舞台になりました。

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まず初めに日本各地にある民謡を、まるで日本旅行してるかの如く、モードさんの語りを加えてお唄を披露してくださいました。
大田区の民謡「羽田節」、「二上り甚句」、足立区の民謡「千住節」、熊本の民謡「おてもやん(別名:熊本甚句)」、山形県酒田市の民謡「酒田甚句」、秋田県の民謡「秋田甚句」の計6曲。最後の秋田甚句の時には、モードさんに踊って頂きました。
民謡舞踊と日本舞踊は種類が違く、民謡舞踊(民舞)は言ってみれば、働く民衆の手で作られてきたものということです。その土地にまつわる神様、自然や先祖に向けて作られたのが「民謡」なんだそう。

甚句というのも、日本の伝統的な歌謡のひとつで、その土地土地で歌われた唄とも、神様に供える唄とも言われているものです。
日本独自の発声法でコブシが利いていて。スカッとしたよく通る声で歌い上げるので聞いてて気持ちがいいですね。日本人でも難しいと思うのに、凄いなぁと思います。

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モードさんは、幼少期からアジアについて興味があったようで。日本に来たのは大学の時で、2回目に来日した時に日本らしい体験がいくつかしたいということで、その中の一つに三味線があったといいます。それが村松先生との出会いだったとのことです。



休憩をはさみ、第2部は体験コーナー。
日本最古の民謡である「こきりこ節」を題材にしました。
富山県南砺市の五箇山地方のもので、田踊りとして有名です。

また、「ささら」「棒ささら」も持ってきて下さり、代表者数名が舞台へ上がり楽器の体験をしました。筆者も最後にささらを触らせていただいたのですが、不思議な形をしており、うまく音を出すのがちょっと難しく、手首のスナップをきかせないと、シャッシャッと音が出ないという…(苦笑)
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こきりこ節を披露してるところ。




それから小中学校の音楽で習う「ソーラン節」も、村松先生たちの伴奏に合わせてみんなで歌いました。



最後に「南部俵積み唄」を歌っていただき、京極さんの弾き唄&モードさんの民謡踊りで「秋田おばこ」を披露してくださいました。


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秋田おばこを披露してるところ





お客さんの中には知っている曲が多かったようで、口ずさんだりノリノリで聞いている方が見受けられました。




次回は、6月16日(土)14時から柳家紫文(しもん)さんによる「都々逸」です。
お楽しみに。