相変わらず うだる暑さが続き、しばらくは息苦しい毎日が続きそうですね。


 そんな中、交流館では定期的に行っている 街道講演会がありました。
 講師は、「株式会社 風人社」の代表取締役 大森誠さんにお越し頂きました。『ホントに歩く』シリーズという街道歩きマップを手がけている会社です。
 
 たくさんの方々にお越しくださいました。ありがとうございました。




 『街道地形、「峠」の風景を歩く』という題でお話してくださいました。テーマは「峠」。街道には、「道」「地峡(ゴルジュ)」の他に「峠」があります。




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 初めに「マップ」と「地形図」の違いについて(簡単に言ってみれば、マップは学校や施設など「何が」あるか、地形図はその土地の地面の高さを知るための等高線が引いてあるもの)など基礎的なことから始まり、東海道と中山道にある峠の話(さった峠、本坂峠など)をしてくださいました。


 街道は交通の要衝。その中にいくつかの峠があります。それだけ人が集中して行き交う場所であるため、その土地の歴史的な出来事の記憶がその地形に刻み込まれているんだそうです。




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 書いてある言葉で見ると難しいですが……、実際に歩いた現場の写真をたくさん見せて下さり、先生の話を聞きながらだと、とても理解の手助けになり楽しめました。笑いを交えながらの講演で、聞いているお客さん達の反応もとても良かったように感じました。






 次回は、11月17日(土) 午後2時から。歴史古街道研究家の宮田太郎さんにお越し頂く予定です。
内容はもうしばらくお待ちください。

よろしくお願いします。