2月20日(水)に講談で交流がありました。超満員! ありがとうございます。

 この講談で交流は、前座・二つ目の勉強の場としての会ですが、
前座の田辺いちかさんと、今回は特別に真打の一龍斎貞橘先生でした。(真打の方は、講談では先生というんですね) 


 まずは、田辺いちかさん。交流館には3回過去に来てくださいました。
噺は『出世浄瑠璃』。 秋の碓氷峠を舞台にした話ですね。

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いちかさんはいよいよ来月、二つ目になるとのことです。





 続いては、一龍斎貞橘先生。
 男性の講談師は最近は少ないようなので、希少価値ですね。

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 まくらとして、講談師になり真打になるまで……という笑いを交えながら説明を。
 講釈師が最初に習うものである(落語でいうと『寿限無』みたいなものでしょうか)『三方ヶ原の戦い』のさわりを少し話してくださいました。

 そして本題の噺は『安兵衛 駆け付け』。
 講談には『江戸の三大仇討ち』というのがあり、『伊賀越えの仇討ち』、『赤穂事件』、『護持院ヶ原の仇討ち』の3つが有名なんだとか。
 今回は、赤穂浪士に出てくる堀部安兵衛の噺ですね。





 中入りの後、お召し物を変えて再び貞橘先生の登場。

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 『鼓ヶ滝』でした。話は、平安末期から鎌倉時代に時代に活躍した西行法師のこと。歌人として有名な方。
落語にも『西行鼓ヶ滝』という噺がありますが、それの講談verですね。




 恒例の色紙じゃんけん。誰の手に行ったのか……。

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次回は、4月28日の日曜日になります。14時から開演です。(13時30分開場) お楽しみに。