お久しぶりです。

8月9日(土)に江戸時代の粋に遊ぶのイベントがありました。
今回は、宮田章司さんによる「江戸売り声」でした。


江戸売り声、つまり江戸時代の売り声。

売り声とはなんでしょうか。

何か物を売るときに、その商品の名などを言って、客を引き寄せて呼ぶ声のことです。
説明、そのまんまですね。

今でも、たまぁに聞くと思います。
デパートやスーパーに行くと、聞きませんか?魚や野菜のコーナーで売り声をしてますね。
また、冬場になると自動車もしくは、リヤカーをひっぱって、焼いも屋さんが通るときにも売り声を使ってます。
数十年前までは、豆腐・納豆・牛乳・富山の薬売りなどなど、いろんな物売りがあったそうですが、現在ではほとんど姿を消してしまってます。
売り声というものは消えてませんが、こういった光景は見なくなってしまいました。


そんな物売りは、江戸時代にもありました。
朝顔売り、魚売り、飴売り、金魚売り、お宝売り、油売り、くずや、唐辛子売り・・・・・・・・・・。


江戸時代は、いろんな物売り声に囲まれていたんですね。
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今回は、江戸時代から昭和まで続いた物売り声について演じてくださいました。



魚売り
のこぎりの目立て
キセルの羅宇屋
納豆屋
蜆売り
越中富山の薬売り
金魚売り
包丁屋
豆腐屋
煮豆売り
飴売り

などなどなど



宮田さんいわく、
昔は売り物屋が売りに来たのに、今の時代は自分が買いに行かなくてはならないので、不便だとおっしゃっていました。
・・・・・言われてみれば、そうかもしれません。

そんな話をしながら、たくさんの売り声を披露し下さいました。


ありがとうございました。






次回の江戸時代の粋に遊ぶは、10月18日(土) 義太夫になります。
浄瑠璃に竹本越若、三味線に鶴澤賀寿 です。

予約は必要ありません。当日券(1、500円)となります。
交流館の4階でチケットを購入してください。

今回は、実演とワークショップ付きだそうです。
どんなことをするのかは……、
当日のお楽しみにということで。


お待ちしています。