8日(日)から始まりましたよ、『月百姿』の後期が。
雰囲気が前回とはちょっと違うと思います。
今回の方がバラエティに富んでいるかな?と思います。
これで締めくくるのはあまりにも短すぎるので、ここでちょっと
うちで月百姿の作品を見てた時に話題となった話をば1つ。
今回の展示の中で、金太郎の絵がありますよね。(載せません、見に来てね)
今、ケータイCMでも金太郎が出てきてますよね。(桃太郎&浦島太郎と一緒に出てるやつ)
で、そのCMの初期バージョンの時、金太郎自身がこんなことを言っていたのです。
金太郎「俺がなにしたか知ってる?」(忘れてしまった。セリフぜんぜん違うかも・・・)
うちでもそんな話になり。
たしかに、一瞬、何したっけ・・・・・・?となりました。
金太郎といえば、金とデカデカと書かれた赤い前掛けに、おかっぱ頭を初めに思いつきます。
『月百姿』の金太郎は赤い前掛けではないのが見ていて「あれ?」とは思いましたが(笑)
しかも熊に跨ってない(笑)
浮世絵をザッと見てみても、熊には跨っていても、赤い前掛けはしてないようで。
いつからそうなったのでしょうかね。それを調べるのも楽しそうです。
ちなみに、童謡『金太郎』は明治33年に、『月百姿』の金太郎は明治23年に作られたものです。
そして童謡にもあるように
〽まーさかり かーついだ きーんたろお~ ♪
と歌っているように、小さい子供が鉞担いでいて、しかも熊と相撲して勝つという、
とにかく強い強い子供というイメージかなと思います。
昔話でも、熊と戦い、山の獣たちと仲良くなって最後は
源頼光四天王のひとりに選ばれ、のちに坂田の金時という名前に変え、立派な武士になるという話で結んでいます。
ちなみのちなみに、昔話「金太郎」が出来たのは江戸時代からです。
ところで坂田の金時とは誰(金魂の世界ではないのであしからず)
と思ったのではないでしょうか。
金太郎というのは、坂田金時(さかた の きんとき)という幼名なのです。金時山(神奈川県足柄下郡箱根町と同県南足柄市、静岡県駿東郡小山町の境にある山)で生まれたようです。
ちなみにのちなみのちなみに、足柄山というのはないです。「嫗山姥」という浄瑠璃の影響です。
平安後期に生まれ、頼光の部下になったあとも悪退治をしており、九州へ向かう途中に熱病にかかり55歳まで生きていたそうですが、実在した人物なのかは未詳らしい。
この頼光という男や他の四天王もなかなか強くってですね。彼ら5人で、酒呑童子という鬼や土蜘蛛を倒したという伝説があるのです。
ちなみにのちなみにのちなみのちなみに、『土蜘蛛』という能や歌舞伎があります。『酒呑童子』という歌舞伎もあることはあるようですが、ほとんど見ないです。
結局、ここらへんの話が、最後サラ―――っと書かれてしまっており、ハッピーエンドといったようにスッキリとしてないためなんだっけ?となってしまうのでしょうね。
という旨をこの間話したのですが、どうもみんなあまり納得いかず(笑)。
とりあえず、出世した人物ということで意見がまとまりました(笑)。
さて、みなさまの好きな作品は見つかりましたか?
私はこの金太郎の作品が可愛いと思うのです。
特に兎と猿が相撲取っている姿が、単純にいいなぁと。
それでは、また。
雰囲気が前回とはちょっと違うと思います。
今回の方がバラエティに富んでいるかな?と思います。
これで締めくくるのはあまりにも短すぎるので、ここでちょっと
うちで月百姿の作品を見てた時に話題となった話をば1つ。
今回の展示の中で、金太郎の絵がありますよね。(載せません、見に来てね)
今、ケータイCMでも金太郎が出てきてますよね。(桃太郎&浦島太郎と一緒に出てるやつ)
で、そのCMの初期バージョンの時、金太郎自身がこんなことを言っていたのです。
金太郎「俺がなにしたか知ってる?」(忘れてしまった。セリフぜんぜん違うかも・・・)
うちでもそんな話になり。
たしかに、一瞬、何したっけ・・・・・・?となりました。
金太郎といえば、金とデカデカと書かれた赤い前掛けに、おかっぱ頭を初めに思いつきます。
『月百姿』の金太郎は赤い前掛けではないのが見ていて「あれ?」とは思いましたが(笑)
しかも熊に跨ってない(笑)
浮世絵をザッと見てみても、熊には跨っていても、赤い前掛けはしてないようで。
いつからそうなったのでしょうかね。それを調べるのも楽しそうです。
ちなみに、童謡『金太郎』は明治33年に、『月百姿』の金太郎は明治23年に作られたものです。
そして童謡にもあるように
〽まーさかり かーついだ きーんたろお~ ♪
と歌っているように、小さい子供が鉞担いでいて、しかも熊と相撲して勝つという、
とにかく強い強い子供というイメージかなと思います。
昔話でも、熊と戦い、山の獣たちと仲良くなって最後は
源頼光四天王のひとりに選ばれ、のちに坂田の金時という名前に変え、立派な武士になるという話で結んでいます。
ちなみのちなみに、昔話「金太郎」が出来たのは江戸時代からです。
ところで坂田の金時とは誰(金魂の世界ではないのであしからず)
と思ったのではないでしょうか。
金太郎というのは、坂田金時(さかた の きんとき)という幼名なのです。金時山(神奈川県足柄下郡箱根町と同県南足柄市、静岡県駿東郡小山町の境にある山)で生まれたようです。
ちなみにのちなみのちなみに、足柄山というのはないです。「嫗山姥」という浄瑠璃の影響です。
平安後期に生まれ、頼光の部下になったあとも悪退治をしており、九州へ向かう途中に熱病にかかり55歳まで生きていたそうですが、実在した人物なのかは未詳らしい。
この頼光という男や他の四天王もなかなか強くってですね。彼ら5人で、酒呑童子という鬼や土蜘蛛を倒したという伝説があるのです。
ちなみにのちなみにのちなみのちなみに、『土蜘蛛』という能や歌舞伎があります。『酒呑童子』という歌舞伎もあることはあるようですが、ほとんど見ないです。
結局、ここらへんの話が、最後サラ―――っと書かれてしまっており、ハッピーエンドといったようにスッキリとしてないためなんだっけ?となってしまうのでしょうね。
という旨をこの間話したのですが、どうもみんなあまり納得いかず(笑)。
とりあえず、出世した人物ということで意見がまとまりました(笑)。
さて、みなさまの好きな作品は見つかりましたか?
私はこの金太郎の作品が可愛いと思うのです。
特に兎と猿が相撲取っている姿が、単純にいいなぁと。
それでは、また。