6月17日(土)
梅雨の時期ですが、今日も雨は降らず。
相変わらずいい天気。



本日のイベントは、江戸時代の粋に遊ぶ。
第26回目は「清元」。

清元榮志太夫さんと、三味線の清元雄二朗さんにお越し頂きました。



清元は江戸時代から続く伝統の音楽の一つです。
語りというよりは「唄い物」の要素が強く、抒情的で艶っぽいのが特徴。

セリフは関東弁なので、あか抜けた調子なので江戸の人々には大変人気になったとのことです。
また、歌舞伎の伴奏音楽として定着してます。



曲目は「吉原雀(よしわらすずめ)」と「春桜道中双六(さとのはるどうちゅうすごろく)」でした。


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途中、「チョボクレ」という軽快な音楽が耳に残ってよかったです。
言葉ではうまく書けないのですが、テレビなどできっと聞いたことのある心地いいリズムが印象的でした。
また、途中のセリフが鳥づくしになっており、洒落た言葉遊びが聞いていて面白いです。




清元の体験は忠臣蔵 「お軽勘平」の一場面を。
会場の中から代表者(3組)を決めてやりました。

お軽と勘平の役にわかれて、セリフをいいます。
勘平「鎌倉を出てようようとここは戸塚の山中 足はいたみはせぬかや」
お軽「なんのまァそれよりはまだ行先が思われて」

榮志太夫さんがおっしゃったとおりに声を高くし抑揚をつけて……。


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あの歌舞伎調な独特の「声」を、いきなり出そうとするのはちょっと難しいですね。





次回は、8月26日(土)、津軽三味線です。
出演者は、小山清雄さんと小山慶宗さん。お楽しみに。