9月20日(水)
午後2時から前座・二ツ目お昼の落語がありました。

まず初めの前座は、柳亭市若さんの『初天神』。柳亭市馬の門下です。
天満宮で行われるお祭りに父と子が参拝に出かけるお話。お祭りには出店が付き物。子が団子をせがむシーンや食べているところがこの噺の見せ場でしょう。
市若さんの飴の舐め方や団子の食べ方が、なんともおかしくかわいらしかったです。


お団子の蜜を指ですくい取って舐めようとしてるところ。
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二ツ目は、古今亭駒次さん。
駒次さんは古典よりも新作落語派とのことです。特に鉄道が好きで電車ネタも多く作っているそうです。

前半は『ガールトーク』。
とある喫茶店で主婦達の陰口・近所の人の噂話で大盛り上がり。
そういう話をしている時の顔ってすごく輝いているもので…。
オチも「アーそうだよね」と笑いながら納得。



一人の主婦が用事があるから帰るとのことで、皆でお見送りの場面。
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後半は『公園のひかり号』。
新幹線の元車掌さんだったおじさんと、引っ越ししてきたばかりの少年との絆話。
少年がとある公園に行ってみると、ひとりで新幹線ごっこをしているおじさんが。
初めはただの変人なのかも思ったら……、最後は聞いてて涙が出そうになりました。
また鉄道好きということから、細かい車内アナウンスの場面など利きどころがたくさん。


車掌さんの声色でアナウンス。
新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございます。この電車はひかり号……
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少年とおじさん 最後の場面。…………。
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今日もお客さんの笑顔が絶えない一日でした。
ありがとうございました。


次回は、12月9日(水)午後2時からです。
出演者はまだ未定です。
よろしくお願い致します。