東海道かわさき宿交流館のblog

2019年02月

 2月20日(水)に講談で交流がありました。超満員! ありがとうございます。

 この講談で交流は、前座・二つ目の勉強の場としての会ですが、
前座の田辺いちかさんと、今回は特別に真打の一龍斎貞橘先生でした。(真打の方は、講談では先生というんですね) 


 まずは、田辺いちかさん。交流館には3回過去に来てくださいました。
噺は『出世浄瑠璃』。 秋の碓氷峠を舞台にした話ですね。

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いちかさんはいよいよ来月、二つ目になるとのことです。





 続いては、一龍斎貞橘先生。
 男性の講談師は最近は少ないようなので、希少価値ですね。

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 まくらとして、講談師になり真打になるまで……という笑いを交えながら説明を。
 講釈師が最初に習うものである(落語でいうと『寿限無』みたいなものでしょうか)『三方ヶ原の戦い』のさわりを少し話してくださいました。

 そして本題の噺は『安兵衛 駆け付け』。
 講談には『江戸の三大仇討ち』というのがあり、『伊賀越えの仇討ち』、『赤穂事件』、『護持院ヶ原の仇討ち』の3つが有名なんだとか。
 今回は、赤穂浪士に出てくる堀部安兵衛の噺ですね。





 中入りの後、お召し物を変えて再び貞橘先生の登場。

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 『鼓ヶ滝』でした。話は、平安末期から鎌倉時代に時代に活躍した西行法師のこと。歌人として有名な方。
落語にも『西行鼓ヶ滝』という噺がありますが、それの講談verですね。




 恒例の色紙じゃんけん。誰の手に行ったのか……。

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次回は、4月28日の日曜日になります。14時から開演です。(13時30分開場) お楽しみに。





 2月の半ばになり、だんだん暖かい日が多くなってきましたね。


 今日は、江戸時代の粋に遊ぶがありました。出し物は、「詩吟」。
お越しくださったのは、詩吟ユニットxiè(シエ)。メンバーは、詩吟アーティスト恵聖(けいせい)さんとサウンドクリエーターHagiさん。また、田野村 聡さんという尺八演奏家の方も加わり、豪華なステージでした。


 まず、思っていた詩吟とは全く違いました。和歌・漢詩・俳句などを使って、日本独特の節回しで歌い…というどこか堅苦しいイメージがある感じでしたが、心地よい音のシンセサイザー、黙って堅苦しく謡うのではなく恵聖さんのよく響く歌声に華やかな踊り、キリリと締まる尺八の音色で、とてもとけ込みやすい 雰囲気がありました。



 1部は実演中心に。
 漢詩を基にした『朝日影』、『富士山』を披露。恵聖さんの衣装が艶やかでした。

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 3曲目。恵聖さん曰く「海外へ行くとき、日本のイメージはサムライ」なのだそう。海外の方たちにも評判のいい、有名な『黒田節』を吟じてくださいました。

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 踊りがあると、見ていても楽しいですね。



 4曲目は、詩吟をより身近に感じてもらおうと、工夫した作品。「無理やり詩吟にしてみました(笑)」とのことで、いったいどんな作品なのかと思ったら…。
 まず、聞いたことあるシンセサイザーと尺八のメロディー。これは「ミッションインポッシブル」でした。
歌のほうは、初めに「ベンセイ  シュクシュク」と聞こえるので……、そう有名な「川中島」でした。
 なかなか面白いコラボだと思いました。


 1部の最後は、『桂林荘雑詠諸生に示す その二』。本来よりも、もっと音楽的にできないかということで、作ったようです。



 

 2部は、体験。お客さん全員に、詩吟の発声法を練習しました。いわゆる、腹式呼吸。30秒以上声を「あ~~~」と伸ばすことを何回かやったら、もうお腹がプルプル。
 また、お客さんみんなで知恵を絞り、即興で和歌を作って、それを恵聖さんが即興で吟じるということをやってみました。ポンポンと言葉が出てきます。


 みんなで作った和歌がこれ。 
 川崎の 駅から5分 交流館 江戸の姿を 初詩吟の日
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 最後に、色紙じゃんけんを行い。
 そして、新島襄が作った漢詩の「寒梅」を吟じてくださいました。今の時期に合いますね。




 次回は、4月13日(土)14時から「今様(いまよう)」を行います。今様は、平安時代、宮廷で流行った歌謡のことです。日本今様謌舞楽会の方たちが来てくださいます。
 
 どうぞお楽しみに。

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